間違いなんかじゃない恋だからね

自担は黒王子と星の王子さま

初めてSexy Zoneのイベントに行った話。

 
 
 
素敵なお題を拝借しておきながら、私がこれから記すお話は「初めてSexy Zoneのイベントに行った日」です。

 

中一からのジャニオタ人生、紆余曲折ありながらも2年前、宝石箱みたいなせくぞちゃんに辿り着いて転がり落ちて、初めて彼らに会いに行ったのは

2014年4月12日、仙台ファンミーティングでした。

くしくも私の担当、中島健人くんは別の仕事で来れず、4人でのイベントでした。

 

当時、BBJ銀の匙のテレビ露出で健人くんのことが気になって(筆頭はおじゃマップのワンコ健人くん)、Sexy Zoneが気になって、どうするよ?ハマる?ハマる?ハマっちゃうの?と自分に問いかけては、そのたび健人くんが

「(落ちるなら)今が~いいチャンス~♪」*1

って脳内で歌ってくる日々。

そして覚悟を決めてすぐのこと。

私が当時住んでいた仙台で、ファンミーティングの追加公演が行われることが発表されました。既にその年のコンサートは決まっておりファンクラブに入るのも間に合わない。ファンミーティングは会場に並び先着で参加券が配られる。これは行くっきゃない。

 

しかし今回のファンミーティングは仙台に限り、お仕事で健人くんは来れないと最初の発表から分かっていました。

でも、でも健人くんには会えないけど、4人に会いたい!好きになったばっかりのこの独特なフレッシュな気持ちのまま、会いに行きたい!

 

…でもそういえば、うちわはどうしようか。うちわは作りたい!だってジャニオタだもの!

 

そうして作ったのは松島聡くんのうちわでした。

私がSexy Zoneを好きになったのは健人くんがきっかけですが、Sexy Zoneを応援しよう!と決めたのは聡ちゃんがいたからです。

聡ちゃんを一目見た時から、ああ、この子は絶対にもっともっとかっこよくなって、もっともっと人気が出る子だろうなあ、いつか彼の時代が来るんだろうなあと思ったから。今彼と出会ったこのリアルタイムで好きにならないと、絶対にいつか後悔する!そしてまだ当時16歳の聡ちゃんの、日々成長していく姿を、一瞬だって見逃したくない。

そんな思いを胸に作った聡ちゃんのうちわを引っ提げて、私と同じくSexy Zoneに落ちかけだった友人(マリウス担)と一緒に、早朝、まだ4月も初旬でまだまだ冷える中、列へと並びました。

 

会場に入ってアルバムを購入し、参加券を二つの束の中からどちらかを選んで引きます。

座席はランダムに記された参加券を引き、その場で阿鼻叫喚するオタクたち。

 

そして

 

 

 

 

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本、当、に、ごめんなさい!!!!

まだ好きになって間もない、しかもその場に担当がいないオタクが最前を引いてしまい本当にごめんなさい!!

 

そうです。これは初めて顔面偏差値東大級のグループSexy Zoneを見に行って、まさかの最前列をひいてしまったオタクの話です。

 

今まで好きだったグループはファンミーティング的なイベントやハイタッチ会のようなものはほとんどなく、あっても行く機会がなかったもので経験は全くありませんでした。それなのに、そんな初めてのイベントが最前列で、しかも美しさで人を殴ってくるSexy Zoneだなんて、私は果たして生きて帰れるのか。そしてその場にいたファンの子たちに刺されるんじゃないのか?

 

友人と震える足で一旦会場を後にし、次のシングルのKing&Queen&Jokerのイベント会場限定版を予約できるスペースがあり、そこで住所なりを書いていたんですが

もう、手が震えて、書けない書けない

 

今見返すとその時の予約用紙は字がガッタガタで、なんならKQJが届いた当日、部屋番号書き忘れてて宅配から電話がかかってきた

  

落ち着く時間なんてなく、数時間でイベントは始まってしまう。

会場から歩いて30分くらいの場所に私の家があり一旦帰宅したのですが、前日うちわを既に作っていた私と違いペンライトすら持っていない友人に「私メイク直してるから100均でうちわ買ってきて!」と言われて何故か私が自転車すっ飛ばして、しかし見つからず、まだ午前の早い時間でお店も開いておらず、うちわは諦めそのままバタバタとしながら会場へ向かいました。

 

 

そして始まるファンミーティング。

もはやほとんど覚えていないのですが、飛び飛びの記憶の中から何点かあげていきます。

  

・初めて生で見た佐藤勝利くん 

顔が豆 

しょうりちゃん、最早お顔に隙間という面積がない。目と鼻と口しか存在しない。キメが細かくて無駄なものが一切ない。

登場してきた4人を見て一番の衝撃でした。覚悟はしてたけど、でもその覚悟だってつい2、3時間前にしたばっかりなんだもの!

だって初めて見たSexy Zoneが、初めて見た佐藤勝利くんが、こんな距離なの、世界が変わってしまうよ。

そういえばこの時「初めてパーマあててみたけどどう?」って初パーマお披露目をしていたけど、この時はまさかサラサラすっとんが貴重になるなんて思ってもみなかった…

 

・初めて生で見てしまった「ふまけん」 

イベント中には仙台に来れなかった健人くんからのメッセージムービーがありました。

メッセージ中には、CANDY~♪とみんな大好き「CANDY~Can U be my BABY~」のC&Rをしてくれる健人くん。

コメント中の突然のC&Rにも関わらずしっかりLOVE KENTY!するセクシーガール。

生でラブケンティをしたことがなくて、DVDを見ながらお家でラブケンティと叫んでた私は、初めての健人くんとのラブケンティにここで感涙。

 

それからムービー越しに他のメンバーに声をかけていく健人くん。最後にふうまくんの名前を呼ぶ健人くん。

「ふーま!」

「ん?」 

ここであたかも普通の会話してるみたいにふうまくんが返すの。

そのあとも、実際にムービーを録画していた後ろにはふうまくんがいたらしく、そのことをケタケタとふうまくんが話すの。

あの時初めて、生で、あの、ふまけんさんを、見てしまったんだ…ムービー越しなのに、苦しいくらいにふまけんだった…

 

・歌ゾーン

ファンミーティングは前半はファンと交流するミニゲーム、後半は何曲か歌を歌ってくれました。

そこでその日何度目かの衝撃。 

 

もはや目の前すぎてどれが自分へのファンサなのか分からない。

 

天井だってアリーナだって入ったことはあったけど、ド目の前でずっと歌って踊っているアイドルを見るなんて体験、それまでしたことがなかったんだよ…

私がファンサの雨に怯えてたら聡ちゃんは「うんうん見てるよ見てるよ」って頷きながら眉下げてくれた。

うちわを作る時間すらなかった友人(マリウス担)は、目の前のまりちゃんに感涙の表情を見せすぎて、まりちゃんに舞台上から手を差し伸べられていた。

友人「こいつは金落とすオタクだなって見破られた」

 

・忘れられないふうまくんのこと 

私はSexy Zoneの楽曲では4Seasonsが一番好きなんですが、それはこの時の光景が忘れられないという気持ちがあるのかもしれません。

ファンミで歌ってくれた4Seasons、歌い出しのふうまくんが私の目の前の機材に足をかけて、めちゃくちゃかっこつけて斜に構えて歌うんですよ。

それがね、めちゃくちゃかっこよかったの。

あの時のふうまくんがかっこよすぎて、あの一瞬の記憶を塗り替えるくらいのアイドルに未だに会ったことがないくらい。目に焼き付いて離れなくなってしまっている。ずっと。

あと、ふうまくんはずっとステージの光を浴びて発行していた。目の中にはキラキラ星が入っていて、アイドルであり、爆モテの名を意のままにする19歳の男の子のふうまくんだった。

 

 

 

あと勘の良い方はお気づきになられるかと思うんですが、この仙台ファンミーティング第1部

がっつり映像化されています。

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がっつり映っています!!

*2

私は午後予定が入っていたので、この一部だけの参加だったんですが、いや〜なんでよりによって仙台のこの回だったんですかね……

舞台を見上げすぎて首が無くなっているわたしの姿を、友人同士で散々ネタにしているしたのも良い思い出です。

 

イベント終了後は、お見送りということでみんなとハイタッチをしてくれました。

順番はふうまくん、まりちゃん、しょうり、そして最後が聡ちゃん。

前半3人についてはふうまくんがとってもニコニコとしてくれていた以外、しょうりとまりちゃんの映像がちっとも脳内に残っていない…勿体無い…

そして最後の聡ちゃん。作ってきたうちわをカバンから覗かせ、聡ちゃん!と食い気味に声をかける私。聡ちゃんは、

 

私のカバンから覗くうちわを見て、

 

私の目線にしっかりと目を合わせて、キュッと口角を上げて、

 

私の手を、ギュッと・・・

 

 

 

 

 

 

 

これに関してはファンミのことを思い出すたび同時に思い出していつも恥ずかしいのだけれど、聡ちゃんの手ギュッに凄い勢いで気の動転した私は、足も手も全身をバタバタと動かしてその場を走り去りながら「ああああありがどうございばずうううううう」叫んで帰っていきました。藤原竜也もびっくりの濁音。

とりあえず感謝の気持ちは忘れないで偉いよ私。

帰り道友人と興奮が覚めやらぬ中、ずっとずっと右手の聡ちゃんがぎゅっとしてくれた部分だけ痺れていて、こんな感覚は初めてだったし、あまりにも一瞬のことだったからもしかしたら「聡ちゃんがうちわに気づいてくれた!」という興奮で自分から掴みに行ったんじゃ…と落ち込むくらい情緒不安定になりました。

しかし、まさに私とのハイタッチを終えた後、インタビューに答える松島くんもしっかりとドキュメントの映像に残されていました。

 

「最早俺のハイタッチじゃないっすよ。握手みたいになっちゃった。」

 

その時は知らなかったけど、この子そういう子なのよ!;;

 

興奮覚めやらぬ中、ATMにお金を叩きつけファンクラブに入り、来年なんて待てねえ!とツイッターで一か月後の横アリでのコンサートを譲ってくださる方を探し、無事に健人くんに会うこともできました。(今度こそ「初めてのSexy Zoneのコンサートに行ってきた話」としては、セク松ボーイズ発表の回でしたけどね!(^ω^))

 

 

多くの方に刺されそうなお話ですが、Sexy Zoneという泉を「わ〜美しい〜♡」と浅瀬で足を浸かりながら眺めていたら勢いよく美しさで突き落とされてしまった。

ずるい。最初にこんな物理的な距離の美しさで殴られてしまって、離れられる訳がないよ。

 

 

そういえば夢見心地のまま、お家にフラフラと帰ってきてイベント用に買ったSexy Secondを開封したらトレカが健人くんだったから流石Mr.jealousyだよね…(?)

 

 

 

 

*1:Sexy Summerに雪が降る」の健人くんのパートの歌詞

*2:「Stand&Run~僕たちは止まらない~完全版」

BSやCSで放送されたドキュメンタリーです